令和7年10月16日(木)に標記研修会をオンラインで開催いたしました。
当日は、県内の医療保険者及び医療保険者の業務委託先に配属しておられる保健師、管理栄養士、看護師、担当事務職員等、多数の方々に御参加いただきました。
今回の研修は、「成果につながる保健指導―対象を読み解く病態理解とアセスメント―」と題しまして、大阪大学大学院医学系研究科 公衆衛生学 特任准教授 野口 緑 氏にご講演をいただきました。
「標準的な健診・保健指導プログラム」に示された保健指導を効果的・効率的に実施するためには、医療費の調査分析等を実施することはもとより、個々の生活習慣に関する専門知識を深めるとともに、対象者がおかれた状況を総合的に判断し、対象者が改善しやすい生活習慣の具体的内容と目標を提案する等、行動変容つながる保健指導を展開する必要がある。
この研修会は、健診・保健指導に従事する者に対し、行動経済学の視点から健康増進や生活習慣病予防対策について理解を深めるとともに、健康無関心層の行動特性を踏まえた効果的なアプローチによる保健指導を実施することができる人材の育成を目的として開催する。
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